2017年03月25日

◆孫育てに追われるうちに、セカンドライフが減っていく!?

そんな娘に恩返しを期待しても、「まだ私に何かやれと言うの?」と反感を持たれるだけかもしれません。
娘は、「私は『自慢の娘』としてこんなに頑張っている。その上、大好きな孫にも毎日会わせてあげて、親孝行している」と、都合よく考えているかもしれません。
母が「自分の夢」としてキャリア娘を育ててきたなら、バリバリ働きながら家庭を築いている現状そのものが、娘本人にとっては「母の夢をかなえてあげている」ことになります。 
また、キャリア娘をサポートしても、娘からの「優しい恩返し」が期待できるとは限りません。
つまり、娘のサポートに追われているうちに、自分自身のセカンドライフが減ってしまうリスクがあるのです。
孫育てから解放される70代頃から始めても、体の不安が先立ち、思い切ったことはなかなかできないものですし、新しい交友関係を築くのも、容易なことではありません。
昔の趣味を再開し、行けなかった旅行に出かけてみようかと意欲が湧くのも、健康度の高いこの年代だからこそ。
多くの人はこの期間に、自分自身の自立した老後生活への準備を始めていきます。
まず、老母が「孫育て」にあたる50代後半から60代は、老後生活の助走期間ともいうべき大切な年代です。
とはいえ、結婚して一家を構えた娘をサポートし続けることは、母親にとってさまざまな危機をはらんでしまうものです。



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